【独自】「あそぼ」ウーバー配達員 女性客に“恐怖のメッセージ”…「置き配」悪用(2022年8月9日)
コロナ禍で、感染リスクを減らすため人気となった「置き配」。これを悪用したストーカーまがいの配達方法が波紋を広げています。
■女性客「死角で見えない所に人影が…」
今や都心で見掛けない日はない、バッグをかついだ自転車。大手フードデリバリーサービス「ウーバーイーツ」です。
街の人:「便利」「便利」「手軽においしいものが食べられる」
アプリ一つで、店の料理を自宅まで届けてくれる便利さから、若い世代を中心に人気を集めていますが、先月、SNSに投稿された“ある内容”が波紋を広げています。
TikTokに投稿された画像:「町田辺りの女性、お気を付け下さい!」
こう投稿したのは、東京・町田市に住んでいた女性・Aさん。ウーバーイーツを利用したところ、背筋も凍る思いをしたというのです。
Aさん:「仕事終わって、何も食べてなかったので。頻繁にウーバーイーツを利用するので、(その日も)たまたま利用した」
先月23日、土用丑(うし)の日の夜に、ウーバーイーツで「うな丼」を注文したAさん。防犯の面から、対面での受け取りではなく、配達員がドアの前に商品を置き、インターホンを鳴らして離れた後に受け取るという、置き配を選びました。
Aさん:「(ドアから)5歩くらいの所に置かれていました」
不自然にドアから少し離れた場所に置かれていたという、うな丼。女性が取りにいったところ、なんと、見知らぬ男性が物陰からその様子を見ていたというのです。
Aさん:「死角で見えない所に人影があり、ずっとチラチラ見ている感じ。(距離は)3メートルくらい。一瞬だったので、そこまで考えずに、何か気持ち悪いなぁくらい」
■「あそぼ」女性客に恐怖のメッセージ
商品を取った後、すぐに玄関のカギを閉めたというAさん。しかし、その直後、配達員の男性から、アプリを通じてメッセージが届いたのです。
実際に届いたメッセージ:「あそぼ」
さらに、非通知で2回の着信がありました。Aさんは、恐怖に怯えながら、一夜を過ごしたといいます。
Aさん:「すごい気持ち悪いし、ただただ恐怖。怖いと気持ち悪いの両方ですね」
ところが、被害はこれだけにとどまりませんでした。翌朝、自宅のドアを開けたAさんが目にしたのは、驚愕の光景でした。
■「ポスト開いたままに…」実家に避難
その時に撮影した写真です。自宅のインターホンに、白い塗料が吹き付けられていたのです。
さらに、郵便受けが荒らされていて、公共料金の請求書などの封筒が開けられていたといいます。
Aさん:「個人情報が書いてある水道の料金などが、(チラシなどと)別々に置かれていて、ポストの中の下敷きもグシャッて、一回外したような。ポストが開いたままに」
警視庁に被害の相談をしているAさん。現在は、実家に避難して生活しているということです。
■“男性配達員”アカウント永久停止に
今回のトラブルに、ウーバーイーツの配達員からも、怒りの声が上がっています。
配達員の男性:「イメージを下げるようなことを、勝手にされると困る。おかしいよねと、仲間と話していました。(配達員の)8、9割くらいはちゃんとやっている」
ウーバーイーツは、男性配達員のアカウントを永久に停止させ、ウーバーイーツでは活動できないようにしたとしています。
「配達パートナーへの啓発を含む、プラットフォームの安全対策の強化に努めて参ります」とコメントしています。
(「グッド!モーニング」2022年8月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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