【車内に子ども放置死】30℃超える日に車内“放置”…幼い姉弟死亡 母親“ウソの説明”

【車内に子ども放置死】30℃超える日に車内“放置”…幼い姉弟死亡 母親“ウソの説明”

神奈川県厚木市で幼い子供2人が車内で放置され、熱中症で死亡した事件で、逮捕された母親は子供たちを知人男性宅の駐車場で車内に放置していましたが、警察には“ウソの説明”をしてました。母親は車内に子供がいると伝えずに、男性と会っていたとみられています。

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2人の幼い子供の母親、長沢麗奈容疑者（21）が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。長沢容疑者は、1歳の長男・煌翔くんを車の中に放置した疑いがもたれています。

近所の人は「（長沢容疑者は）ずっと子供を見守って、一緒に遊んでいるような感じだったんで、びっくりしましたね。面倒見のいい人だったので…」と話し、驚きを隠せない様子でした。

警察によると、長沢容疑者は神奈川県厚木市で、母親と2人の子供の4人で暮らしていました。一体、何があったのでしょうか。

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事件が起きたのは先月29日。厚木市が午前中から30℃を超える厳しい暑さとなる中、長沢容疑者は厚木市にある公園の駐車場で「子供の具合が悪くなった」と通報していました。

駆けつけた警察などは、車の後部座席で意識を失った幼い姉弟を発見。2人は病院に搬送されましたが、熱中症のため亡くなりました。

当時、長沢容疑者は「子供たちが寝ていたのでエンジンを切って窓を開け、30分ほどスマホを操作していた」などと説明していました。しかし、その後の捜査で“ウソの説明”だったと発覚しました。

長沢容疑者が子供を車内に放置していたとみられるのは、公園ではなく、知人男性宅の駐車場でした。知人男性の家で過ごした後、車に戻ったところ子供がぐったりしていたため、公園に移動してから通報したといいます。

また、長沢容疑者は知人男性に、車内に子供がいることを伝えずに会っていたとみられるということです。

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さらに、長沢容疑者は先月8日にも車内に子供を放置していました。警察が児童相談所に通告していたといいます。

3日午前、厚木児童相談所は会見を行い、長沢容疑者を「ネグレクト」として調査していたことを明かしました。児童相談所は事件当日、長沢容疑者に電話をかけたものの、つながらなかったということです。

厚木児童相談所　山岸秀俊所長
「非常に重く受け止めております」

長沢容疑者は調べに対し容疑を認めているということで、警察は事件の詳細を調べています。
（2022年8月3日放送「news every.」より）

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