「姿を隠した認識ない」“パパ活飲酒”疑惑の吉川赳議員は会見を拒否(2022年7月30日)
週刊誌で、いわゆる「パパ活」疑惑を報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員。雲隠れが続いていますが、「姿を隠していた認識はありません」などと地元の記者クラブに文書で反論しました。
吉川議員（回答書から）：「特に姿を隠していた認識はありません。今後も私は衆議院議員として積極的に活動していく所存でおります」
雲隠れについて文書で反論した吉川議員。
先月、18歳の女性に飲酒させて現金4万円を渡した“パパ活飲酒”疑惑が報じられました。その後、自民党を離党し、現在も雲隠れを続けています。
これまで本人の口から語られていたのは…。
“パパ活疑惑”報じられた吉川赳議員：「（Q.ご記憶として、その当日の行動については？）きょうはちょっとすみません、記事を見てから回答します」「（Q.国民に説明する気持ちはある？）内容によっては…」
あれから約2カ月。吉川議員が公の場に姿を現すことはなく、依然として本人の口から説明は一切ありません。
吉川議員の地元・静岡県富士市の記者クラブは「地元有権者はじめ、国民に顔が見える形で自らの疑惑を晴らすべき」とし、記者会見の開催を要望。
しかし、吉川議員から届いた回答書には…。
吉川議員（回答書から）：「まず、私が現時点で説明するべきと考える本問題が自らの軽率な行動により招いたものであること及び、これに対する陳謝、さらに本問題に関する私自身の考え方につきましては、すべて私のブログにおいて公表した通りです」
今月15日に更新したブログでの説明がすべてであると主張。
現在、“パパ活飲酒”疑惑を報じた週刊誌に対して提訴の準備中であることなどから、記者会見を拒否しました。
さらに“雲隠れ”ついても…。
吉川議員（回答書から）：「まず、私と致しましては国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はありません。今後も私は衆議院議員として積極的に活動していく所存でおります。また私自身、今後は地元支援者を中心に個別に本問題の説明をできる限り行っていく所存でおります」
“雲隠れ”を否定し、説明責任を果たすどころか、今後の国会議員としての活動意欲を示した吉川議員。
これに対して吉川議員を長年、支えてきた自民党の地元支部からは怒りの声が…。
自民党富士市富士支部・稲葉幹事長：「（衆院議員として）どうやって活動していくのか、何を馬鹿なことを言っているのか。国会議員の皆さんに辞職勧告をしてもらいたい」
吉川議員にとっては、まさに四面楚歌の状態。来月3日に召集される臨時国会に吉川議員は姿を現すのでしょうか。
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