【相次ぐ“サル被害”】女性が襲われ大ケガ…新たに1匹捕獲 山口市
サルによる人への被害が相次いでいる山口県山口市で28日夜、高齢の女性が襲われ、指の骨を折るなど大ケガをしました。また、新たにサル1匹が捕獲され殺処分されています。
大ケガをしたのは、山口市小郡新町に住む77歳の女性です。28日午後7時20分ごろ、10センチほど開いていた台所の窓からサルが家の中に入ったということです。女性は指の骨を折ったほか、目の上を数針縫う大ケガをしました。
また、この高齢女性と同じ地区の社員寮に28日午後9時ごろ、サルが侵入し、男性に飛びかかりました。男性は右腕をひっかかれるなどのケガをしましたが、ほかの社員4人と協力し、その場でサルを捕獲しました。
捕獲されたサルは推定4歳のオスで、体重は7．2キロ、体長は54センチで、市は人に危害を加えているサルと判断し殺処分しました。小郡地区でのサルの捕獲は2匹目となります。
山口市小郡地区では今月8日以降、28日までにのべ61人が軽いケガをしています。
(2022年7月29日放送「ストレイトニュース」より)
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