『何をもって賄賂ですか』収賄容疑で書類送検の市議は取材に「逃げも隠れもせえへん」（2022年7月27日）
東大阪市の給食配送業務を巡り、業者に入札情報を漏らした見返りに現金１００万円を受け取った疑いが持たれている東大阪市議会議員が、ＭＢＳの取材に応じて「説明責任は弁護士と相談してから行う」などと話しました。
７月２６日に収賄の疑いで書類送検された東大阪市議の樽本丞史容疑者（５４）。去年１２月に行われた学校給食の運送業者を決めるための入札で、東大阪市にある「御厨運送」の元会長（８９）に非公表の予算額を漏らし、その見返りとして現金１００万円を受け取った疑いが持たれています。
７月２６日、ＭＢＳの電話取材に応じた樽本容疑者は次のように話しました。
（樽本容疑者）「何の賄賂なんですか、何をもって賄賂ですか」
（記者）「やったのかやってないのかどうなんですか？」
（樽本容疑者）「やったとかやっていないとか関係ないじゃないですか」
収賄容疑で書類送検されたことについて市民に説明するのかを聞くと…
（樽本容疑者）「（説明を）ちゃんとするつもりでいる中で、弁護士と調整しながらやっているんですよ。説明するべき時が来たらちゃんと説明もします。逃げも隠れもせえへんし」
逃げも隠れもせず本当に説明責任を果たすのか。樽本容疑者は今後「弁護士を通じて説明の場について発表する」としています。
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