【塩野義コロナ飲み薬】「継続審議」 承認判断を見送る 厚労省
塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの主に無症状や軽症者向けの飲み薬について、厚生労働省の専門部会は、「継続審議」にすることとし、承認の判断を見送りました。
厚生労働省は20日、2つの専門部会で合同で審議し、塩野義製薬が国内での製造・販売の承認を申請した「ゾコーバ」について、「継続審議」とし、承認を見送る判断をしました。
「ゾコーバ」については、先月22日に厚労省の専門部会が承認の可否について審議しましたが、「ウイルス量を減らす因子は確かにあるが、臨床症状の改善は示されていない」といった指摘もあり、「さらに慎重に議論を重ねる必要がある」として、一度、承認の判断を見送りました。
そして、20日より幅広い専門家を加えた別の分科会と合同で改めて審議しましたが、「継続審議」となり、承認を見送る判断となりました。
(2022年7月20日放送「news zero 」より)
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