​吉川赳​衆院議員の“ブログ反論”に自民党内からは「見苦しい」などと批判の声｜TBS NEWS DIG

​吉川赳​衆院議員の“ブログ反論”に自民党内からは「見苦しい」などと批判の声｜TBS NEWS DIG

18歳の女子学生と酒を飲んだなどと報じられた吉川赳衆院議員。週刊誌側を訴える方針を明らかにしたことに、自民党内からは「見苦しい」などと批判の声が相次いでいます。

吉川赳衆院議員
「（Q.5月27日にその女性と焼肉に行った？）さきほど言ったように、記事を見てから対応します」

先月、18歳の女子学生と酒を飲んだなどと週刊ポストで報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員。

先週金曜日、突如、自身のブログを更新し、今回の問題に初めて言及しました。

吉川衆院議員（ブログより）
「私に対するご叱責は、主として飲酒不可能な年齢であることを認識しながらともに飲酒した、“パパ活”をした、という点に対する倫理的非難であったと認識しております」

そして、吉川氏は反論を始めます。

女子学生とは今年5月、クラブで知り合ったという吉川氏。後日、営業成績をあげるため「同伴」に付き合って欲しいと頼まれたといいます。そして、こう告げられます。

女子学生
「大学1年生、18歳です」

しかし、吉川氏は…

 吉川衆院議員（ブログより）
「『なるほど、大学1年生という設定なのね』と受け止め、軽いのりで会話を合わせていたというのが、実情でありました」

こう釈明した吉川氏。さらに…

吉川氏によると、同伴でクラブに行こうとしたところ、女性がお店を休むと話し始めたため、吉川氏はクラブ勤務の欠勤に対する補填として女性にお金を渡します。

吉川衆院議員（ブログより）
「『お店にでるといくらもらえるの？』と確認したところ、『2万円くらい』とおっしゃいました。そこで多めに3万円とみて、さらに帰りのタクシー代として1万円を加算して、4万円をその場でお渡ししました」

あくまで「パパ活」ではなく、欠勤に対する補填だったと強調する吉川氏。

ただ、地元の有権者は…

「潔白であれば最初から出てきて言えばいいのに、結局雲隠れしているのと変わらない」

一方、吉川氏は週刊誌の取材方法にも問題があるとして、不法行為に基づく損害賠償を求めるため週刊誌側を訴える方針を明らかにしました。

これに対し、与野党の議員からは「理解に苦しむ」などと厳しい声が上がっています。

立憲民主党議員
「早く訴訟すればいい。そこで全て明らかになるから」

自民党議員（当選同期）
「見苦しいよね。たとえ裁判で勝っても、彼の資質が正当化されることはない」

週刊ポストも「取材は正当な方法で行なわれた」と反論していますが、吉川議員は女性が本当に18歳であるかどうかも確認が取れておらず、18歳なら、なぜクラブで勤務していたのか検証が必要だと主張。自身の進退については、司法の判断を待つとしています。

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