通帳偽造に前会長の知人男性が関与か 警視庁が捜査 私立幼稚園連合会の横領事件｜TBS NEWS DIG
全日本私立幼稚園連合会の前会長ら2人が業務上横領などの疑いで逮捕された事件で、警視庁が前会長の知人の会社社長が銀行口座の通帳などの偽造に関与しているとみて捜査していることがわかりました。
全日本私立幼稚園連合会の前会長・香川敬容疑者（70）と前事務局長・勝倉教雄容疑者（49）は、国際交流事業などの費用として全国の幼稚園や保護者から集めた積立金およそ700万円を横領したなどの疑いがもたれています。
香川容疑者らは不正の発覚を防ぐため、ウソの残高を記載した銀行口座の通帳などを偽造していましたが、捜査関係者への取材で、香川容疑者の知人の広告会社の男性社長（60代）が偽造に関与したとして警視庁の事情聴取を受けていることが分かりました。
連合会などでは、全体でおよそ6億8000万円が使途不明となっていますが、偽造された通帳では残高が実際よりおよそ2億2000万円水増しされていて、警視庁が金の流れを詳しく調べています。
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