【ウクライナ侵攻】ロシア軍 “小さな町”占領に注力か イギリス国防省分析
ウクライナ軍はロシアに制圧された南部ヘルソン州でロシア軍の弾薬庫を長距離砲で破壊したと発表しました。南部の奪還に向け、攻勢を強めているとみられます。
ウクライナ軍は、南部ヘルソン州にあるロシア軍の弾薬庫を長距離砲で攻撃して破壊し、ロシア側の52人が死亡したと発表しました。ロシアに制圧された南部の奪還に向け、反撃を強めているとみられます。
これに対し、ロシア側は死者は7人で、市民にも被害が出ているとしています。
一方、隣接するミコライウ州では12日、ロシア軍の砲撃により住宅や病院などの民間施設が破壊されました。
ミコライウの市長が明らかにしたもので、12人が重軽傷を負ったということです。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「戦争は続き毎日多くのつらい知らせを受け、乗り越えている。ロシアの砲撃は1日たりともやむことがない」
こうした中、イギリス国防省はロシア軍が今後1週間、東部のスロビャンシクやクラマトルシクの近郊で小さな町の占領に力を注ぐとの分析を明らかにしました。
また、ロシアが占領地で支配を強化しようとしているとする一方、反ロシア感情が高まり、親ロシア派の関係者などが標的にされているとしています。
(2022年7月13日放送「news every. 」より)
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