ウクライナ全土対象にロシア国籍取得簡素化 プーチン氏大統領令に署名｜TBS NEWS DIG
ロシアのプーチン大統領は11日、ウクライナ全土の住民に対しロシア国籍を取得しやすくするため手続きを簡素化する大統領令に署名しました。
これまでウクライナ東部の親ロシア派支配地域のほか、今年5月には、侵攻によりロシアが制圧したとする南部・へルソン州や、南東部・ザポリージャ州の住民を対象にロシア国籍取得手続きの簡素化が導入されていました。
今回、プーチン大統領は対象地域をウクライナ全土に拡大する大統領令に署名しました。ウクライナでの「ロシア化」をさらに推し進める狙いがあるものとみられます。
一方、プーチン大統領は11日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行いました。ロシア大統領府によりますと、「近い将来の首脳会談に向けたもの」としていて、黒海を通じた穀物輸出問題などについて協議したということです。
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