驚き！中国ビール市場が好調 日本円で2万円以上の高級 青島ビールも｜TBS NEWS DIG
この時期、特有の霧に包まれる山東省青島。そんな、もやもやを吹き飛ばす青島の名物と言えば…、青島ビールです。ビニール袋に入れて持ち帰るのも青島ならではの光景です。
客
「もう最高、これ以上のものはない」
「雰囲気がとてもいい。音楽もあって景色もいい。グルメもあって、こういう時は絶対ビール」
記者
「青島ビールの博物館なんですけれども、休みの日ということもあって多くの観光客が訪れています」
1903年創業の青島ビール。習近平主席もかつて訪れたこちらでは、青島ビールの歴史や作り方を学ぶことができます。もちろん、飲むことも…
記者
「それでは一杯いただきます。味が濃い。とてもおいしいです」
なかでも、ひときわ異彩を放っているのが…
記者
「これもシャンパンのような、これもビールなのですが1199元。日本円で2万円以上するビールだということです」
100年以上受け継がれてきた酵母を使った一品で、製法にもこだわりました。
最近、青島ビールは国内富裕層をターゲットに高価格帯のプレミアムビールを相次いで発売。これが人気を得て、去年の売上高はおよそ6000億円と過去最高を更新しました。背景には、消費者の意識の変化があるようです。
来場客
「お金は払います。いいものも味わいたいから」
「本当においしいなら、お金は出す」
ビールの消費量が18年連続世界一の中国。海外への輸出も伸びていて、2021年は輸出量・金額とも過去最高を更新。アジアを中心に伸びを見せています。
今月15日には毎年恒例のビール祭りの開催を控える青島。中国のビール市場は、ますます活気を帯びています。
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