「車を丸ごと包んで浸水対策」「水で膨らむ“土のう”」に「浮くリュック」 大雨に警戒「夏の水害」対策グッズ|TBS NEWS DIG

「車を丸ごと包んで浸水対策」「水で膨らむ“土のう”」に「浮くリュック」 大雨に警戒「夏の水害」対策グッズ|TBS NEWS DIG

「車を丸ごと包んで浸水対策」「水で膨らむ“土のう”」に「浮くリュック」 大雨に警戒「夏の水害」対策グッズ|TBS NEWS DIG

台風4号は、きょうの午前中に温帯低気圧に変わりましたが、九州などでは、大雨による浸水など被害が相次ぎました。近年、台風による大雨やゲリラ豪雨が増える中、特に夏は水害に注意が必要です。水害に対して、どのように備えればいいのか?準備しておきたい対策グッズをご紹介します。

■車をすっぽり包む!? 車の浸水をカバーで防ぎます

日比麻音子キャスター:
今年の夏の注意すべき災害について、防災システム研究所の山村武彦所長に伺ってみたところ・・・

防災システム研究所 山村武彦所長
「最近は台風による大雨やゲリラ豪雨が増えている。どこでも起こりうるので、夏は水害に要注意」

と警戒を呼び掛けていました。ということで、水害に関しての対策、防災グッズをいくつか紹介していきたいと思います。

まずは、今回の台風4号で、九州では道路が冠水することによって車の浸水が相次ぎました。車の浸水に関してこんな防災グッズがあります。

【車用浸水対策カバー】
シートを広げていくと、かなり大きく、実は袋状になっていて、その中に車をゆっくりと入れることができます。丸ごと車を追って、浸水を防ぐカバーです。
最後に専用のロープでギュッと口を縛りますと、すっぽり車が包まれました。作業には最低3人ほどが必要で、時間は10分程度。カバーはゆったり作られているので、軽自動車、コンパクトカーや普通自動車なら楽々入るサイズのようです。

▼車用浸水対策カバー」8800円(Sun Ruck)

メーカー担当者
「素材は丈夫で複数回使用可能。2021年より売り上げ増」

ホラン千秋キャスター:
低いところに駐車場がある方は、なかなか動かせない場合は、こういったものを利用するといいかもしれないですね。

井上貴博キャスター:
車もバイクもですけど、浸水してしまって全損扱いになると、100万単位で損害が出ますから。耐久性がどのくらいかにもよりますけど、それが1万円のカバーで防げるというのであれば・・・

日比キャスター:
暑い時とかですと、この素材に影響があるので、なかなか気温が上がるときにはということのようなんですが。雨が降るとなりましたら、あると安心です。

■都会でも手軽に土のうを設置 “水で膨らませる土のう”

【吸水土のう袋】
袋の中に「給水ポリマー」という砂のような素材が入っています。お風呂などで水を溜めて、袋を少し揉みほぐすと大きくなります。実際、5分ほどで吸水して重さは約17キロ、結構しっかり重たいです。水で膨らませる土のうとなっています。

▼「吸水土のう袋」使い捨てタイプ 1628円3枚入り(コーナン)

都心でも土砂が不要で、手軽に設置できます。

井上キャスター:
水を袋の中に入れるのではなくて、水を吸ってくれるんですか?

日比キャスター:
お風呂などに水を溜めて、袋をぎゅぎゅとすると5分ぐらいで大きくなります。オムツなどで使われる「吸水ポリマー」という素材を使っているそうです。

ホランキャスター:
使い終わった後はどうするのですか?

日比キャスター:
袋はカッターなどでカットできて、袋の中は塩を振ると小さくなるそうです。かさを小さくして捨てることができます。
もしくは天日干しを2週間ほどすると、かなりサイズが小さくなるので捨てやすいそうです。

■水に浮くことができるリュック、 給水タンク機能などもついたおしゃれなリュック

【浮くリュックビートボード】
街中でよく見かけるような、宅配のシーンで見られるようなおしゃれな四角いリュックです。リュックを抱えると、水に浮くことができます。さらに、リュックの中に水を溜めて給水タンクとしても使えます。
リュックの中にはビート板のような「浮力材」というものがたくさんあります。さらには、給水タンクとして、リュックの下のチャックを開けると、キャップのようなものが出てきます。キャップを開けると水がここから出てくるといったものにもなっています。
さらに小さいポケットがあって、この中にロープのようなものが入っています。例えば、川とかで小さなお子さんが溺れてしまった、泳げなくなってしまったというときに、リュックにロープを設置して、浮き輪のようにして投げ入れることもできるということです。
スタイリッシュで普段から使えるようなリュックサックなのですが、このような様々な機能が付いています。これ一つあるとかなり心強いかなと思います。

ホランキャスター:
背負ったときの重さはどうですか?

日比キャスター:
非常に軽いです。リュックは大きいのですが、中には浮力材がたっぷり入っているので、もう軽々と、片手で持ってもジャンプできるぐらい、とても軽いです。

井上キャスター:
子供用もありましたし、お子さんなどはやっぱり水の事故がありますので。ちょっと外で遊ぶときにそれが一つあると、あと色も様々なバリエーションがあったので、見つけやすいということもあると思います。

ホランキャスター:
どうしても落ち着いてっていうときにね、パニックになってしまうことありますからね。

井上キャスター:
平時からこういう対策、ぜひ備えを早め早めにお願いしたいものです。

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