きっかけは“不祥事”…英ジョンソン首相 辞意表明(2022年7月8日)
イギリスのジョンソン首相は7日、首相官邸前で演説し、辞任する意向を表明しました。
ジョンソン首相：「私は、新しいリーダーを選ぶプロセスを始めるべきだとの意見に同意した」
ジョンソン首相が辞任に至ったきっかけは、与党・保守党幹部の痴漢行為のスキャンダルです。
幹部が過去に、同様の問題を起こしていたことをジョンソン首相は知らなかったふりをし、任命責任を回避しようとしていました。
ジャビド保健相：「ジョンソン首相への信頼を失った」
ロックダウン中のパーティーへの参加など、不祥事が相次ぐジョンソン政権。この数日間だけで、閣僚や政府高官ら50人以上が役職を離れるなど、続投が困難な状況に陥っていました。
ジョンソン首相：「世界で一番素晴らしい仕事をあきらめることを、いかに悲しんでいるかを知ってほしい。でも、仕方ない」
後任を選ぶ党首選の日程は、来週にも決まるということです。新しい首相が決まるまでは、ジョンソン首相が続ける見込みです。
（「グッド！モーニング」2022年7月8日放送分より）
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