G7に合わせ? ロシア攻撃激化 各地で病院や幼稚園を破壊 がれきの下から少女救出(2022年6月27日)
ロシアがウクライナの首都キーウなどへの空爆や砲撃を強めています。キーウでは幼稚園やアパートが攻撃され、民間人の犠牲者が出ています。
破壊されたのは病院でした。
天井には穴が開き、手術台にはガラス片が飛び散っています。
集合住宅も戸建て住宅も攻撃されました。
住民:「何とか、はいずり出ようとしましたが、足ががれきに挟まれていました。救急隊がすぐに来てくれましたが、1時間ほどがれきの下にいました」
首都キーウでロシア軍が攻撃したのは幼稚園。そして、民間人が住むアパート。
キーウへの攻撃は5日以来です。
キーウ市・クリチコ市長:「がれきの下に人がいることが分かっています。まだ生きていて、救急隊が外に出そうとしています」
懸命な救出作業の末、がれきの下からは7歳の女の子と、その母親などが助け出されました。
母親はロシア人ですが、長年キーウに住んでいるといいます。
キーウでは少なくとも6人が負傷、37歳の男性1人が死亡しました。
ゼレンスキー大統領:「ロシアは早朝にミサイルでキーウを攻撃した。世界で2番目の軍隊が得意満面に幼稚園とアパートを打ち負かした。ミサイルはチェルニヒウ州、オデーサ、チェルカースイにも直撃した。ハルキウ州やスムイ州、ドンバス南部でも砲撃が続いている」
病院や幼稚園、住宅など手当たり次第に攻撃するロシア。
26日にはショイグ国防相がウクライナを訪問し、ロシア軍の兵士らを表彰したと発表しました。
ロシア、ショイグ国防相:「祖国と軍、空挺(くうてい)部隊のために、より多くの輝かしい業績を残すと信じています」
場所や日時も明らかにしていませんが、セベロドネツクを完全掌握したと発表したのに合わせ、映像を公開したとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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