【マレーシア】移民労働者が激減 深刻な人手不足に
マレーシアでは、新型コロナの影響で、インドネシアなどからくる移民労働者が激減し、深刻な人手不足となっています。
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見渡す限り広がるマレーシアの広大なヤシの木農園。パーム油の原料となるヤシの実、パームフルーツを生産しています。
運ぶだけでもかなりの重労働ですが、なんと、広大な農園で収穫作業員はたったの1人でした。
インドネシアからの労働者
「コロナの後は、1人でしか働いていない。ほかに誰もいない。今のところわたし1人です」
新型コロナの影響で、インドネシアなどからくる移民労働者が激減し、深刻な人手不足となっているといいます。
農園主
「以前は月に2回収穫できましたが、今は月に1回です。そのため収穫量は30~40%ほど下がっています」
マレーシア政府などによりますと、農園や製造業、建設業で少なくとも120万人の労働者が不足しているといいます。規制緩和による需要増加によって、人手不足は日に日に深刻化しているということです。
(2022年6月17日放送「news every.」より)
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