1人1泊“最大1万1000円”旅行支援開始 7月前半めどに…「県民割拡大ではない、新たな需要喚起策」|TBS NEWS DIG
観光庁は、7月前半をめどに1人1泊当たりの支援額を、最大で1万1千円とするなどの新たな旅行支援策を始めると発表しました。
斉藤鉄夫国土交通大臣
「従来のいわゆる県民割を全国に拡大するというものではなく、全国を対象とした新たな需要喚起策ということになります」
観光庁を所管する斉藤国土交通大臣は、7月前半から全国を対象とした新たな観光支援策を始めると発表しました。
国の観光支援策、「GoToトラベル」と異なり、受け入れ側の都道府県が実施を希望しない場合、その都道府県への旅行は支援対象からはずされます。
旅行代金の割引率は40%で、宿泊旅行の割引上限額は1泊あたり5千円ですが、公共交通機関の利用を促すため交通費込みの旅行商品は8千円となります。
さらに、食事や買い物などに使えるクーポンは平日は3千円、休日は千円となり、1人1泊当たりの支援額は最大で1万1千円となります。
都道府県が行っている支援策「県民割」に東京都は参加していませんが、新たな支援策では東京都を含めた大都市圏からの旅行客を地方に呼び込むことが大きな狙いです。
支援策は当面8月末まで実施され、お盆を含む繁忙期は除外となります。
また、6月末が期限となっている県民割は7月14日宿泊分まで延長されます。
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