「まさか…幻の作品が出現」研究員も驚き!“最古”の蕪村作品『奥の細道図巻』発見(2022年6月13日)

「まさか…幻の作品が出現」研究員も驚き!“最古”の蕪村作品『奥の細道図巻』発見(2022年6月13日)

「まさか…幻の作品が出現」研究員も驚き!“最古”の蕪村作品『奥の細道図巻』発見(2022年6月13日)

江戸時代の俳人・与謝蕪村が松尾芭蕉の『奥の細道』を書き写した作品の中で、最も古い時期のものが見つかったと、京都国立博物館が発表しました。

 新たに発見されたのは、与謝蕪村が江戸時代中期に松尾芭蕉の『奥の細道』の全文を書き写して絵を添えた俳画『奥の細道図巻』です。『奥の細道図巻』はこれまでに4点確認されていましたが、今回見つかったものは「安永六年」(※1777年)という書き入れから、最も古い時期に作られたものとみられるということです。今年2月、個人の所有者から情報提供があり、筆跡や署名などから本物だと確認されました。

 (京都国立博物館 福士雄也主任研究員)
 「まさか出てくるとは思われなかった幻の作品が出現したというのが一番の大きな驚きですね。他の作品にない初々しさだったりみずみずしさだったりが見てとれる」

 この『奥の細道図巻』は6月14日~7月18日に、半分にあたる前半部分が京都国立博物館で展示されます。

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