「事故証明書が必要ないから」架空の自転車事故で保険金2700万円詐取か｜TBS NEWS DIG
架空の自転車事故を装い保険金をだまし取ったとして、無職の男ら4人が警視庁に逮捕されました。被害額は合わせて2700万円以上にのぼるとみられています。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、千葉県の無職・原田勝容疑者（53）と東京・板橋区の無職・加藤直樹容疑者（55）ら4人です。
原田容疑者らは2017年、加藤容疑者が自宅近くでバランスを崩して転倒したという架空の自転車事故を起こしたと偽り、保険会社から保険金およそ25万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、原田容疑者は10年前に自転車事故を起こした際、警察が発行する事故証明書がなくても保険金を受け取れることを知り、犯行を繰り返すようになったとみられています。保険会社から警視庁に不審な申請があると相談があり事件が発覚。取り調べに対し、4人とも容疑を認めているということです。
警視庁は、この事件の他にも30人以上が合わせて108件の事故を起こしたと偽り、原田容疑者らが2014年からおととしまでで少なくとも2700万円以上だまし取ったとみて余罪を調べています。
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