16歳ご当地アイドルはなぜ命を絶ったのか…所属事務所への賠償請求を棄却 東京地裁｜TBS NEWS DIG
ご当地アイドルグループの元メンバーが自ら命を絶ったのは「過重労働やパワハラが原因だ」として遺族が所属事務所に損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は遺族側の訴えを退けました。
愛媛県を拠点に活動していた「愛の葉Girls」の元メンバー、大本萌景さんは2018年、当時16歳で自ら命を絶ちました。
大本さんの遺族は、「過重労働やパワハラで精神的に追い込まれたのが原因だ」などとして所属事務所側に9000万円余りの損害賠償を求める裁判を起こし、事務所側は「そうした事実はない」と全面的に争っていました。
きょうの判決で東京地裁は「グループでの活動によって強い精神的負担がかかっていたとは認められない」「証拠上、亡くなった直接的なきっかけを明らかにするのは困難」などとして、遺族側の訴えを退けました。
判決を受け、遺族側は「控訴して、私たちの主張が認められるようにしていきたい」とコメントを出しました。
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