【入所者傷害事件】グローブ持ち去り“証拠隠滅” 新たに3人逮捕
東京・青梅市の障害者自立支援施設で起きた入所者の男性への傷害事件で、警視庁は、逮捕された男が使ったとみられるグローブを持ち去り、証拠を隠滅したなどとして、新たに職員3人を逮捕しました。
警視庁によりますと、逮捕された施設職員の宮崎定助容疑者と妻の千鶴容疑者はことし3月、落合大丞容疑者が入所者の30歳の男性の顔を殴った際に使用したとみられる、オープンフィンガーグローブを持ち去り証拠を隠滅した疑いがもたれています。殴られた男性はその後、死亡しています。
調べに対し、定助容疑者は容疑を否認し、千鶴容疑者は容疑を認め「血がついていたので、落合容疑者をかばうために隠したい気持ちがあった」と話しているということです。
警視庁は、落合容疑者が日常的にグローブを使って暴行を加えていた可能性があるとみて調べています。
また警視庁は、他の入所者の男性に暴行を加えたとして、職員の中沢雄治容疑者も逮捕しました。
（2022年6月7日放送）
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