【事件】10億円近く“不正受給” 申請却下され始めた直後に海外逃亡
10億円近くの持続化給付金の不正受給に関与したとみられる45歳の女ら家族3人が逮捕された事件で、指名手配中の元夫は、給付金の申請が却下され始めた直後に海外逃亡していたことがわかりました。
この事件は、谷口梨恵容疑者ら家族3人が2020年、持続化給付金300万円をだまし取ったとして逮捕され、主犯格とみられる当時の夫の光弘容疑者が指名手配されているものです。
捜査関係者への取材で、中小企業庁側が申請書類に不審な点があることに気付き、申請を却下し始めた直後の2020年10月に、光弘容疑者がインドネシアに出国していたことが分かりました。
この家族ら詐欺グループは9億6000万円を不正に受給していましたが、実際にはウソの申請を1800件ほど行い、18億円分を不正に受給しようとしていたということです。
(2022年5月31日放送「ストレイトニュース」)
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