【ウクライナ侵攻】プーチン氏は負傷兵を見舞う…ゼレンスキー氏 領土譲渡の交渉には応じず
ロシア軍によるウクライナ侵攻では、東部2州で激しい攻防が続く一方、南部でロシアが制圧した地域では強引な「ロシア化」を進める動きがみられます。
東部2州の完全掌握を目ざすロシア軍は、24日までにドネツク州の3つの町を掌握したとロイター通信は伝えています。さらに、ルハンシク州では、ウクライナ軍が拠点としているセベロドネツクの攻略に向けて攻勢を強めています。
こうした中、プーチン大統領は25日、南部のヘルソン州とザポリージャ州の住民に対し、ロシア国籍の取得を簡素化する大統領令に署名しました。「ロシア化」をさらに進める狙いとみられます。
また、プーチン大統領はモスクワの病院を訪れ、ケガをしたロシア兵を見舞いました。
プーチン大統領「また軍で働きますか?」
ロシア兵士「もちろんです」
プーチン大統領「では続けてください」
ロシア兵士「ありがとうございます」
プーチン大統領「家族によろしく」
ロシア兵士「ありがとうございます」
◇
一方、ゼレンスキー大統領は、「平和と引き換えになる領土には、実際に何百万人もの人たちが住んでいる」などと述べ、領土を譲り渡すことを条件にした停戦交渉には応じない姿勢を改めて強調しました。
(2022年5月26日放送)
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