【知床観光船事故】再び引き揚げへ　強度増したベルト取り付け

【知床観光船事故】再び引き揚げへ　強度増したベルト取り付け

北海道・知床沖で観光船が沈没した事故で、えい航中に海底に沈んだ船体を再び引き揚げるための準備作業が始まりました。斜里町から札幌テレビ・林修太郎記者の報告です。

25日の斜里町ウトロは多少、風はありますが、海域の波は1メートル程度、時折、霧がかかることもありますが、穏やかな天気となっています。私の後方、斜里町ウトロ漁港から西に11キロほどの沖合に「KAZU 1」をえい航していた作業船「海進」が確認できます。

第一管区海上保安本部によりますと、再び「KAZU 1」の船体をつり上げるため、前回よりも強度を増したベルトを飽和潜水ではなく、新日丸の無人潜水機を使って取り付ける作業が進められています。
26日、「KAZU 1」の船体をつり上げ、オシンコシンの滝から1キロ沖合の浅瀬までえい航したあと、「KAZU 1」を作業船「海進」の上に引き揚げることにしています。
(2022年5月25日放送「news every. 」より）

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