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【外来生物】「カミツキガメ」“日本一”生息する沼 捕獲作戦を開始
外来生物により、生態系などへの被害が深刻となっています。日本で最も「カミツキガメ」が生息しているとされる千葉・印旛沼で、ワナを仕掛けての捕獲作戦が始まりました。また、兵庫・神戸市では、ある外来種が再び確認され、400本あまりの街路樹が伐採されました。
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18日午前、千葉・佐倉市では「特定外来生物」に指定されている「カミツキガメ」を捕獲するワナが設置されました。ワナが置かれたのは、千葉県の印旛沼につながる水路です。
千葉県によると、印旛沼はピーク時の2015年に約8800匹が生息していた「日本一カミツキガメが多い沼」です。毎年、捕獲作業を行っているものの、2019年度の時点では6500匹ほどが残っているということです。
元々、北米などに生息していたカミツキガメは、東京の井の頭自然文化園でも生息が確認され、生態系への影響が懸念されています。
今週、重さ2キロほどのカミツキガメが、印旛沼周辺の田んぼで捕獲されました。最大の特徴は、かむ力の強さです。万が一、指などをかまれると、大けがをする可能性があるといいます。
さらに、近くの田んぼでは、土のうで補強された場所があります。
米農家
「(カミツキガメが)出てくるときに、穴を」
「そう、穴をあけちゃうわけよ」
実は、カミツキガメが水路に穴を開けたというのです。
米農家
「水がないと雑草生えちゃう。雑草が肥やしの養分をとっちゃう。すると、稲がまるっきりダメになっちゃう」
千葉県はカミツキガメの根絶を目指していて、昨年度は1456匹を捕獲しました。
千葉県環境生活部・自然保護課 生物多様性センター 小野知樹室長
「(カミツキガメは)5月中旬以降に気温が上がってくると、カメたちの動きも活発になってきます。それにあわせて、捕獲事業も開始しているという状態です」
18日に置いた15個のワナは、20日に引き上げる予定です。
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兵庫・神戸市の六甲マリンパークでも、外来種による被害が発生しています。今年1月、公園内で木が伐採されました。原因となったのは、中国や朝鮮半島原産の「ツヤハダゴマダラカミキリ」です。
神戸市環境局 自然環境課長 岡田篤さん
「こちらのほうが、外来種のツヤハダゴマダラカミキリ」
昨年、兵庫県の公園で、世界の侵略的外来種ワースト100にも指定されている昆虫が確認されたのです。
問題視されているのは、木への食害です。ツヤハダゴマダラカミキリの食害を受けた木は、穴だらけになり、枯れてしまうこともあるといいます。
神戸市は駆除のため、今年1月から、ツヤハダゴマダラカミキリが確認された樹木400本以上を伐採しました。これから活動的になるツヤハダゴマダラカミキリについて、神戸市環境局の岡田さんは次のように述べました。
岡田篤さん
「アイランドセンターという駅の一階に、『カミキリポスト』というのを設置させていただきまして、(市民に)ポストに入れていただく」
神戸市では、ツヤハダゴマダラカミキリを見つけた市民に専用のポストに入れてもらうなどして、根絶を目指すということです。
(2022年5月18日放送「news every.」より)
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