ガーナ拠点に活動『国際ロマンス詐欺』指示役とみられる男を公開手配…海外に潜伏か（2022年5月18日）
被害総額４億円にも上る「国際ロマンス詐欺グループ」について、警察が指示役の１人を公開手配しました。
詐欺などの疑いで公開手配されたのは住居・職業不詳の森川光容疑者（５８）です。森川容疑者はアフリカのガーナを拠点に活動する、いわゆる「国際ロマンス詐欺グループ」に所属し、だまし取った金を日本にいる共犯者に指示して転々と口座を移し替えるなどの手口でマネーロンダリングさせていたとみられます。
グループの手口は、マッチングアプリでアメリカ人の医師などと架空の人物を装って日本人の男女に接触して恋愛感情を抱かせ、宝石の配送料名目などで金銭をだまし取るというものです。
このグループをめぐっては、６年前から男女６５人（３３歳～７２歳）が被害に遭っていて、被害総額は約４億円に上るということです。
一連の事件では暴力団組員やガーナ国籍の男ら１５人が摘発されていて、警察は森川容疑者が海外に潜伏しているとみて行方を追っています。
【情報提供先】
曽根崎警察署・国際捜査課捜査本部：０６－６３１５－１２３４
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