【日産自動車】3年ぶりに赤字から脱却 売上高10兆円見込む
日産自動車は2021年度の決算が3年ぶりに赤字から脱却し黒字になったと発表しました。事業の構造改革を進めたことによるものです。
日産自動車・内田誠社長「まだまだ本当に日産をこれからさらに強くしていきたいという思いでいっぱいです。正直言いまして、ようやく事業的にはスタートラインに立った」
日産が発表した去年4月から1年間の売上高は、前の年度に比べておよそ7%増えて、8兆4245億円となりました。
本業のもうけを示す営業利益は、前の年度が1506億円の赤字から一転、2473億円のプラスと3年ぶりに黒字となりました。
事業の立て直しの構造改革を行い、コスト削減を行ったことに加えて、円安が進んだことが後押ししました。
また、今年度1年間の業績は今月発表予定の電気“軽”自動車など、電気自動車の販売が増えることなどから4年ぶりに売上高が10兆円になると見込んでいます。
(2022年5月12日放送)
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