【火事】“廃業”した宿泊施設 実は…有名な「心霊スポット」
5日夜、福島県の廃業した宿泊施設の一部が燃える火事がありました。火事があった建物は、約40年前に廃業したあと、心霊スポットとして知られていて、過去にも火事が起きていました。
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6日、何人もの消防隊が、黒く焦げた地面を念入りに確認していました。
5日午後9時すぎ、福島・猪苗代町の廃業した宿泊施設で火事がありました。警察によると、火は約2時間20分後に消し止められ、建物2階部分にある客室の一部が焼けたということです。
約40年前に廃業したにもかかわらず、5日の未明にも、「建物から火がでている」と通報があり、約20時間の間に2度の火事が起きていたのです。
現場は猪苗代町と福島市の境の山あいにあり、市街地から15キロ以上、離れています。
ここでは、以前から何度も火事が起きていました。実は、この廃業した宿泊施設は、全国でも有名な“心霊スポット”だったのです。私有地のため無断で入ることが禁止されているにもかかわらず、たびたび人が出入りする様子が確認されてきたといいます。
専門家である、元東京消防庁・麻布消防署長の坂口隆夫さんは、今回の火事について、「火災原因調査が昼間に行われていると思う。調査が終わった以降に、夜9時ごろ出火していますから、再燃火災ということも考えられない」と話し、人為的な原因で火事が発生した可能性が高いということです。
警察によると、現場からは、花火やたばこの吸い殻が見つけられたということです。警察と消防は火事の原因などを調べています。
（2022年5月6日放送「news every.」より）
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