【ウクライナ情勢】マリウポリの製鉄所から市民100人以上避難「毎日爆撃があった」
ロシア軍に包囲されていたウクライナ南東部・マリウポリの製鉄所から、先月30日以降、100人以上の市民が避難しました。
この製鉄所には多数の市民が残されていて、2日、一部を乗せたバスが国連と赤十字国際委員会が立ち合う中、ロシア軍が設置した仮設キャンプに入りました。
マリウポリの製鉄所から避難した人「毎日爆撃があった。私たちが地下で過ごしている間、ずっと爆撃があった」
ロシア軍によりますと、先月30日以降、この製鉄所などから126人がマリウポリを脱出し、北に100キロほど離れたザポリージャなどに向かったということです。
ただ、製鉄所を守るアゾフ連隊の副司令官は、ロイター通信の取材に対して「中にはまだ子ども約20人と数百人の女性、高齢者がいるが、ロシア側の攻撃が続いている」と話しています。
(2022年5月3日放送)
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