【池袋暴走事故】SNSで遺族を侮辱 男を書類送検
東京・池袋の暴走事故の遺族、松永拓也さんをSNS上で侮辱したとして、無職の男が書類送検されました。男はNNNの取材に対し「炎上商法でツイートを続けていて、軽い気持ちで送った」などと説明しました。
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今月19日、池袋での暴走事故から3年がたちました。
警視庁は28日、妻と娘を亡くした松永さんを公然と侮辱した疑いで、愛知・扶桑町に住む無職の男(22)を書類送検しました。
先月、NNNの取材に対し書類送検された男は、「モラルの勉強が足りてなかったってことです。深く反省しています」と語りました。
事故で亡くなった妻の真菜さんと愛娘の莉子ちゃん。交通事故を減らすための活動を続ける松永さんのツイッターに先月、男は投稿していました。
松永さんのツイッターへの投稿
「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでした。そんな父親、天国の松永莉子ちゃんと松永真菜さんが喜ぶとでも??」
なぜこのような“ひぼう中傷”を投稿したのでしょうか。
書類送検された男
「自分が投稿する内容が、極めて炎上まがいなツイートで、よく悪い意味で反響していて、自分としては悲願が達せられたので、いいと思っていました」
――悲願というのはどういうこと?
書類送検された男
「もともと炎上商法でツイートを続けていて、いろんな人に見てもらえたことです」
“炎上”を狙ったというのです。さらに――
書類送検された男
「警察沙汰になるとは思っていなかったので、『どうせ見てくれないだろう』と思って軽い気持ちで送っていたので、おおごとになったことは、うれしくもないです」
男は警視庁の調べに対し、容疑を認めているということです。28日の書類送検を受けて松永さんは――
松永拓也さん
「彼個人だけを責めたところで、ひぼう中傷がなくなるのかと言ったら、そういうわけではない。スマホやパソコンの画面の向こうに、自分と同じ心を持った人間がいるんだということを、ぜひ多くの方に考えるきっかけになっていただきたい」
表現の自由を守りながらも、ひぼう中傷を取り締まるための「社会のルール作り」が必要だと話しています。
(2022年4月28日放送「news every.」より)
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