男子高校生 自作「筋弛緩剤」で・・・女性殺害か 大阪(2022年4月28日)
今年2月に、大阪府高槻市の集合住宅で、住人の柴田周子さん(40)が、男子高校生に襲われ、死亡した事件で、新たな事実が分かりました。
現場で倒れているのが見つかり、その後、死亡した男子高校生の関係先から、筋弛緩(しかん)剤の調合に必要な複数の薬品やフラスコ、製造方法が記されたとみられるデータなどが警察に押収されていたというのです。
男子高校生は、自ら作った筋弛緩剤を注射器で柴田さんに投与し、殺害したとみられ、警察は容疑者死亡のまま男子高校生を殺人などの疑いで書類送検しました。
犯行に使われたとみられる薬品について、専門家は、次のように話します。
金沢大学名誉教授・太田富久教授:「処方薬の中でも、毒薬に指定されているので、かなり管理は厳重に行われていると思います。医師に処方してもらわない限りは、手に入れることは難しいと思いますし。これそのものを合成することは、多分高校生の力ではできないと思います」
(「グッド!モーニング」2022年4月28日放送分より)
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