【割れて転落か】凍った湖面で“スキー” 蔵王の“お釜”で男性死亡
24日、30歳の会社員が、蔵王山の山頂付近にある火口湖のお釜に転落し、死亡が確認されました。火口への立ち入りは規制されていましたが、会社員は知人と一緒にスキーをするために訪れていたということです。
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いまだ雪を抱く、宮城県や山形県にまたがる蔵王連峰。その1つ、蔵王山で24日、「蔵王のお釜に男性が転落した」と通報がありました。
警察によると、24日昼すぎ、山頂付近にできた湖・通称「お釜」で、山形市の会社員・山科順さん（30）が凍った湖面でスキーをしていたということです。しかし、山科さんは、氷が薄くなった場所から水中に転落したとみられていて、救助されましたが、死亡が確認されました。
山科さんは、知人と一緒にスキーをするために訪れていたということです。
記者
「付近の斜面を見てみますと、スキーで滑った跡でしょうか。雪に跡が残っているのがわかります」
しかし、この場所は…
観光客
「危ないです。下まで降りてく道っていう道がないからね」
お釜を含む蔵王山は、気象庁が活動を監視する火山です。宮城県によると、遊歩道や登山道のお釜側には、柵や看板が設置され、火口への立ち入りは規制されていました。
警察は、お釜に立ち入った経緯など事故の原因を調べています。
(2022年4月25日放送「news every.」より)
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