【在外国民審査】最高裁大法廷で弁論 一審・二審は違憲
海外に住む日本人が最高裁判所の裁判官の国民審査で投票できないことが憲法に違反するかどうか争われた裁判で、20日、当事者らが意見を述べる弁論が最高裁大法廷で開かれました。
この裁判は、海外に住む日本人が最高裁裁判官の国民審査で投票できないのは、憲法に違反するとして、アメリカに住んでいた日本人ら男女5人が、国を訴えているものです。
現在の制度でも衆院選や参院選は、海外から投票できますが、国民審査は在外投票ができず、これまでの裁判で、1審、2審はともに違憲の判断を示していました。
20日に最高裁大法廷で開かれた弁論で、原告側は「民主主義の根幹にまつわる権利が奪われて良いわけがない」と主張したのに対し、国は、「短期間のうちに裁判官の氏名などが入った投票用紙を印刷して世界中に送付するなどの事務手続きを行うことは不可能」などと述べました。
最高裁は夏までに判決を言い渡す見通しです。
(2022年4月20日放送)
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