【ウクライナ】避難民を支える日本人 ライブ配信サイト“投げ銭”で支援…
UNHCR(=国連難民高等弁務官事務所)によると、ウクライナの国外避難民は、14日時点で480万人に迫っています。日本人も、医療支援やライブ配信サイトの“投げ銭”で物資支援などを行っています。モルドバで支援を行う男性は「避難民が増えるほど支援が難しくなる」といいます。
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増え続ける避難民はUNHCR(=国連難民高等弁務官事務所)によると、14日時点で480万人に迫っています。
UNHCRによると、14日時点で44万人以上が避難するハンガリー。そのベレグスラーニーで医療支援を行っている鈴記好博医師は、翻訳アプリを使い、診察を行っていました。
AMDA 鈴記好博医師
「ブチャから避難されてきた方が、頭をけがしているから包帯を替えてくれないかと。ガーゼをはがしてみてみたら、完全に陥没しているくらいの大きなけがだった」
爆弾による被害で、頭が陥没していたという女性。治療の後、スペインに避難するということで、スペインの医師宛てに紹介状を書いたといいます。
子供たちとの交流も行っています。5歳ほどの子供が書いたのは、大きな「パパ」の文字でした。
鈴記医師
「元に近い平和な暮らしができるまで、できる支援を続けていけたらいいんじゃないかなと」
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14日時点で270万人以上と、最も避難者が集まるポーランド。大さんは、ワルシャワで支援を行っています。その資金となっているのが、ライブ配信サイトで視聴者からお金を寄付してもらう“投げ銭”です。
避難民の支援を行う大さん(24)
「今日の投げ銭は、この物資調達に使わせていただきます」
この日は、避難民の親子にキャリーケースなどを購入する様子を配信しました。
大さん(24)
「(寄付金が)実際ここで使われている、というのが見えるのが、本当うれしい、かつ、ありがとうございます、というコメントを(視聴者から)いただきました」
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一方、14日時点で41万人以上が避難するモルドバでは、ある問題が――
モルドバで避難民を支援 「難民を助ける会」 景平義文さん
「難民用の物資のための予算が潤沢についているのかというと、そういうわけではなく」
“欧州最貧国”とされるモルドバでは、「避難民が増えれば増えるほど、支援が難しくなっている」といいます。
景平さん
「そのうち難民を受け入れきれなくなる。(ウクライナの)周辺国も支援していかないと、どんどん課題が多くなってくる」
(4月15日放送『news zero』より)
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