【ロシア】店舗閉店「丸亀製麺」店名変わり無断営業

【ロシア】店舗閉店「丸亀製麺」店名変わり無断営業

【ロシア】店舗閉店「丸亀製麺」店名変わり無断営業

ロシアで先月、店舗を閉店した「丸亀製麺」について、ロシア側企業が店名を変え、無断で営業していることがわかりました。店内のメニュー表には、おなじみの「釜揚げうどん」の表記も残っていました。

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ウクライナへの侵攻で、欧米や日本など多くの企業が撤退しているロシア。

2013年にモスクワに1号店をオープンした「丸亀製麺」も撤退した企業の1つで、先月末までにモスクワにあった全店舗を閉店していましたが、10日、モスクワ市内の商業施設で営業していたのは、「マル」という名前の飲食店です。

入り口には、うどんの写真とともに。ロシア語で「本物のうどんレストラン 日本でナンバーワン」との文字がありました。店内のメニュー表には、丸亀製麺でおなじみの「釜揚げうどん」の日本語表記も残っています。

実はこの店、 先月まで営業していたフランチャイズ企業が店名を変え、営業を続けていたのです。

店内のカウンターに数多くのトッピングが並ぶのも、そのままですが、入り口の看板にはテープが貼られ、「丸亀製麺」のロゴが透けていました。

丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスは11日、日本テレビの取材に「モスクワにあった7店舗は、先月31日時点ですべて閉店した」と回答しました。しかしながら、フランチャイズ契約を結んでいたロシア側企業が無断で営業を継続していたのです。

これに対し、トリドールホールディングスは「名称および類似サービスを継続することは、弊社として認めたものではなく、閉店時に合意した内容と齟齬(そご)があるため、現在、状況の是正を交渉中です」としています。

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ウクライナ侵攻の影響は、国内の漁業にも及んでいます。

北海道根室市の歯舞漁港では、多くの船が陸揚げされていました。実は、10日が解禁日だった「サケ・マス流し網漁」が、解禁日を過ぎても出漁できない事態となっているのです。

根室海鮮市場鈴木商店 田中忍専務
「サケ・マスといったら、これからメインになってくる魚。漁に出られるような形をとっていただければな、と…」

この時期に日本の排他的経済水域でとれるサケやマスは、ロシアの川で生まれるものが多く、例年3月ごろ、日露間で漁獲量などの条件が話し合われますが、その交渉がウクライナ侵攻の影響で遅れていたのです。

そうした中、11日、ようやく「漁業交渉」が始まりました。日本はロシアへの経済制裁を段階的に強めているため、交渉が難航することも予想されています。
(2022年4月11日放送「news every. 」より)

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