「あまりにも怠慢」三菱電機の不正検査問題に萩生田経産相が苦言
三菱電機が鉄道向けの空調機器などで不正な検査を行っていた問題について、萩生田経済産業大臣は「あまりにも怠慢。大いに反省して、しっかり足元を見直して頂きたい」と述べました。
萩生田光一 経産相
「結果として、やるべき調査・検査をしていなかったというのは、あまりにも怠慢だと思います。率直に申し上げて会社の体質に、大きな問題があったのではないか。確かに戦後日本をけん引してきた企業のひとつではありますから、そういうプライドもおありになるんだと思いますけど、いまやそんなこと言っている場合じゃないと思いますから、大いに反省して頂いて、しっかり足元を見直してもらうということをしっかり、我々も指導していきたいと思います」
萩生田大臣は閣議後の会見でこのように述べ、三菱電機の一連の対応に苦言を呈しました。三菱電機の不正をめぐっては、外部の弁護士らでつくる第三者委員会の報告で、２０１６年度から３回にわたって行われた社内点検でも不正が見抜けなかったとして「経営責任は極めて重い」と指摘されています。（24日12:02）
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