【普天間基地移転】辺野古不承認取り消し 玉城知事「対応検討」
防衛省が申請したアメリカ軍普天間基地の移設計画の設計変更を沖縄県が「不承認」としたことに対し、国土交通省は「不承認」を取り消しました。
普天間基地の移設計画をめぐっては、防衛省が申請していた辺野古の埋め立て工事の設計変更を、沖縄県は去年11月、自然環境の保全対策が不十分なことなどを理由に、「不承認」としました。
これに対し防衛省は、国土交通大臣に不承認の取り消しを求める審査請求を行っていましたが、国土交通省は双方の意見をふまえ、県の処分を「違法かつ不当」だとして、不承認を取り消し、今月20日までに設計変更を承認するよう勧告したということです。
沖縄県の玉城知事は、「裁決書が届き次第、内容を精査、確認したうえで対応方針を検討してきたい」とコメントし、新たな訴訟など対抗措置を検討するとみられます。
(2022年4月8日放送)
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