遺体は布団の圧縮袋に入れられ遺棄か…弁当店勤務のベトナム人女性死亡 59歳の男逮捕（2022年4月6日）
大阪市淀川区で弁当店従業員の女性が死亡しているのが見つかった事件で、警察はトラック運転手の男を逮捕しました。
強盗殺人と死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪市淀川区のトラック運転手・山口利家容疑者（５９）です。山口容疑者は４月３日、弁当店の２階の自宅で、弁当店のアルバイト従業員で、ベトナム国籍のヴォ・ティ・レ・クインさん（３１）の首を絞めて殺害しかばんを奪ったなどの疑いが持たれています。
警察によりますと、山口容疑者は事件当日の午前８時半ごろ、店から言葉巧みにヴォさんを部屋の中に誘い出し、「ちょっと悪いけど手持ちの金を貸してくれへんか」などと話したところ、ヴォさんが大声を上げて抵抗したため後ろから首を絞めて殺害したということです。
遺体は布団を圧縮するための袋に入れられ、部屋の隅にあるテレビ台の裏に遺棄されていたということで、上から空気清浄機が置かれていたということです。
警察が部屋を訪れた際、山口容疑者は首から血を流して倒れていて病院で治療を受けていました。
山口容疑者は取り調べに対して、「生活が苦しくなり店員から金を奪おうとしたが、抵抗されたので首を絞めた。殺したことがばれてしまうと思い、いっそ死んでやろうと包丁で首を切った」と容疑を認めているということです。
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