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【ウクライナ避難民】ポーランド避難所で“渡航支援” 一方生活困難で帰る人も…
UNHCR(=国連難民高等弁務官事務所)によると、ロシア軍の侵攻でウクライナ国外に避難した人は405万人以上になりました。一方で、避難生活を続けるのが困難でウクライナに帰る人も…。
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UNHCRによると、30日時点で、ウクライナ国外への避難者は405万人以上になりました。
車いすの父親とウクライナ・ハルキウ(ハリコフ)からポーランド・メディカに避難してきたという青年は、30日、「父は3度の脳卒中で、自分で動くことができません。少し大変な旅でした。ウクライナ東部で戦闘がもっと激しくなると思う。ハルキウ(ハリコフ)には戻れないんです」と話していました。
わずかな荷物だけを手に国を離れた人々。31日、ポーランド・ジェシュフにある避難所の中には、世界各地への移動手段について相談できる窓口が新たに設置されていました。この臨時窓口は、旅行会社が開設。アメリカの基金で運営されていて、航空券などの渡航費用はすべて無料だということです。
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新たな避難先へと向かう人がいる一方、ポーランド・ワルシャワにある駅で28日、多くの人が待っていたのは、ウクライナ行きのバスです。
ウクライナに戻る2児の母親
「私は西ウクライナに帰ります。夫がそこに残っていて、軍隊に所属しているからです。ママやパパ、家族はウクライナにいますし、幼稚園、仕事…『私たちの人生の』すべてがそこにあります」
ポーランドの支援に感謝しつつも、身寄りのない環境で避難生活を送るのが難しかったといいます。最後に、「次は難民としてではなく、観光客として戻ってくることを望んでいます」と話しました。
(2022年3月31日放送「news zero」より)
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