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「紙袋投げ避難塞ぐ」「逃げる人に体当たり」防犯カメラから見えた男の犯行…ビル放火(2021年12月23日)
大阪・北新地のクリニックが放火されて25人が死亡した事件で、男は火のついた紙袋を非常口近くに投げて避難経路を塞ぐことで多くの人を巻き込もうとした疑いがあることがわかってきました。
12月17日に大阪・北新地のビルに入る心療内科クリニックで起きた放火殺人事件。これまでに27人が心肺停止の状態で搬送され、被害者のうち25人が死亡、1人が重体となっています。
事件から6日、現場への献花は途絶えることはありません。犠牲者を悼み多くの人が手を合わせています。
(通院していた女性)
「毎月1か月に1回行く。行こうかと言っていた時に事件があったので。みんな優しくて話をちゃんと聞いてくれる先生でした」
警察はクリニックの患者・谷本盛雄容疑者(61)について、殺人と放火の疑いで捜査していますが、クリニック内にある防犯カメラの映像により当時の行動が徐々に明らかになってきました。
谷本容疑者は、エレベーターでクリニックを訪れると、両手に持っていた紙袋のうち左手に持っていた紙袋を床に置き、傾けたといいます。そして流れ出た液体にライターのようなもので火をつけて引火させると、待合室に一気に火が燃え広がりました。
さらに右手に持っていたもう1つの紙袋を、非常口の扉付近に投げます。階段につながる非常口を塞ぐことで、避難経路を断とうとしたのでしょうか。避難経路が塞がれたことで、受付や待合室付近にいた10人前後のスタッフや患者らはクリニックの奥に。
しかし、非常口の方向に逃げようとする人が1人いました。すると、谷本容疑者は炎の中を突進して逃げる人に体当たりするような様子が防犯カメラに映っていたということです。その後、炎の勢いが激しくなり映像はそこで途切れました。
消防が駆け付けた際、谷本容疑者はクリニックの受付側の扉の近くに倒れていました。
一方、心肺停止で搬送された被害者26人全員は、奥にある診察室などに倒れていて、受付と診察室の間にある扉は閉まっていました。クリニックの奥の部屋には、非常階段などはなく、中にいた人は外に出ることができなかったとみられていて、谷本容疑者が多くの人を巻き込もうと避難を阻んだ可能性もあります。
警察によりますと、焼け跡から刃物の刃の部分とポリタンク2つが見つかったことが新たにわかりました。
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