【ポケカ】 強化拡張パック「ダークファンタズマ」収録カードリストと評価
強化拡張パック「ダークファンタズマ」とは
「ヒスイゾロアークVSTAR」「ヒスイヌメルゴンVSTAR」が看板となるヒスイのポケモンを中心としたパックです。
5月13日(金)発売。
商品情報・発売日
商品名
ポケモンカードゲーム ソード&シールド
強化拡張パック 「ダークファンタズマ」
発売日
5月13日(金)
希望小売価格
260円(税込)
内容物
カード6枚入り
※カードはランダムに封入されています。
ダークファンタズマ 収録ポケモン
ヒスイゾロアークVSTAR(評価:B-)
VSTARパワーは「博士の研究」そのもの。いうまでもなく強力な効果で、VSTARパワーのためだけに採用される可能性があります。公式サイトも汎用性をウリにしており、その方向性での活躍が期待されていそうです。
問題はワザ「のろいをきざむ」のほう。狙ってこのワザで安定して大ダメージを出すのであれば構築を工夫する必要があり【たけるとうきルカリオ】などを採用する必要があります。
汎用性の高い「VSTARパワー」を持った、期待の新星!
「VSTARパワー」の特性「ファントムスター」は、手札をすべてトラッシュしてから山札を7枚も引けて超便利。「のろいをきざむ」は、無色エネルギー2個で使え、最大300ダメージを狙える強力なワザ。ベンチやバトル場、 どこにいても活躍が期待できる!
無色タイプなので、どんなデッキにも無理なく入る汎用性の高さも魅力だ。
なお、余談ですがゲーム本編における「ヒスイゾロアーク」はゴーストタイプなため格闘タイプは無効となります。
地面タイプは攻撃が通りますが弱点タイプではないので、おそらく《ノコッチ》とのシナジーを考えてゲームデザインされたと思われますが、ゲーム本編をプレイする方にとっては違和感のある弱点デザインとなっています。
ヒスイゾロアークV
神出鬼没に、攻撃を躱す!
ヒスイ ゾロアークVSTARにV進化できる、ポケモンV。
「うつろがえり」はエネルギーが必要のないワザで、ダメージを与えつつベンチに戻れる。 序盤にこのポケモンがバトル場に出ていても、特に準備せずベンチポケモンと入れ替わることができる。
ヒスイヌメルゴンVSTAR
超タフなうえに、全回復まで!
最大HPが270と高く、ワザ「アイアンローリング」で受けるワザのダメージを「−80」できる。 さらになんと、「VSTARパワー」の特性「モイストスター」では、自分のHPを全回復!
弱点がないドラゴンタイプなので、一撃で倒すことも難しく、その頑丈さで相手を追い詰める。
ヒスイヌメルゴンV
邪魔して、耐えて、V進化!
ヒスイ ヌメルゴンVSTARにV進化できる、ポケモンV。ワザ「ぬるりところばす」で、 相手の場のバトルポケモンとベンチポケモンを入れ替えて妨害。ワザ「シェルローリング」で、受けるダメージを減らしながら相手を攻撃。
そうやって耐えながら、ヒスイ ヌメルゴンVSTARにV進化できれば、「モイストスター」で全回復することもできる。
ダークファンタズマ かがやくポケモン
かがやくサーナイト(評価:A)
このポケモンを採用するならほぼ特性「じあいのヴェール」を目的とし採用することになるでしょう。
特性「じあいのヴェール」はポケモンVの攻撃を-20してくれる《かがやくルチャブル》の逆バージョンで、2回の攻撃で倒す耐久を重視としたデッキで採用が見込めます。
特に採用されそうなデッキは【アルセウス裏工作】や今回収録の【ヒスイヌメルゴンVSTAR】【れんげきインテレオンVMAX】など。
仲間全員を、ポケモンVから守る!
特性「じあいのヴェール」で、自分のポケモン全員がポケモンVから受けるワザのダメージを「−20」できる。 たねポケモンなので場に出しやすく、相手の計算を奇襲的に狂わせることも。
大ワザで倒してこようとする相手は、相手についているエネルギーが多いほど大ダメージになるワザ「サイコキネシス」で返り討ち!
ダークファンタズマ 収録ポケモン
ゲンガー
急にベンチに現れる!
特性「ならくのうらもん」によって、トラッシュから直接ベンチに出ることができる。進化する必要もナシ!
そうやってベンチに出た場合、自分にダメカンを3個のせるため、 ヒスイ ゾロアークVSTARのワザ「のろいをきざむ」のダメージを上げることができ、一緒に使うと強力だ。
ゴースト
ゴース
ダークファンタズマ 収録グッズ
ダメージポンプ
ダークファンタズマ 収録サポート
ヒナツ
ススキ
ダークファンタズマ スタジアム
エイチ湖(評価:A)
今でもかなり強い水・闘を強化する今回のスタジアム枠。
このカードのおそろしいところは水・闘のエネルギーがついているポケモンならタイプ関係なくダメージ-20なので【パルキアVSTAR】や【カイリキーVMAX】はもちろんのこと
基本水エネルギーがつく【アルセウス裏工作】や全色のエネルギーとして扱う《フュージョンエネルギー》をもつ【ミュウVMAX】をも強化してしまうのです。
発売時点でのポケモンカードの環境では水闘および全色エネルギーに触れないデッキはかなり少ないため、影響の幅は非常に大きなものとなっています。
欠点があるとすれば《エイチ湖》そのものが自分のターンで影響があるスタジアムではないこと。そのため相手の《バケッチャ》やスタジアムの張り替えが行われるとこのカードは何の仕事をすることもなく役割を終えてしまう「受動的なスタジアム」であるといえます。
水エネルギーか闘エネルギーがついているポケモンが、相手から受けるワザのダメージを「−20」するスタジアム。
おたがいのポケモンに効果があるが、 ワザを使うのに水エネルギーが必要なヒスイ ヌメルゴンVSTARといっしょに使うことで、さらに粘り強く戦うことができる。