【速報】元衆院議員の遠山被告 懲役2年・執行猶予3年 貸金業法違反
貸金業法違反の罪に問われている元公明党・衆議院議員の遠山清彦被告の裁判で、東京地裁は29日午前、懲役2年・執行猶予3年などの判決を言い渡しました。
元公明党の衆議院議員で財務副大臣を務めていた遠山清彦被告は日本政策金融公庫と借り手との融資契約をめぐり、無登録で融資の仲介業務を繰り返したとして、貸金業法違反の罪に問われています。東京地裁は29日午前、遠山被告に懲役2年、執行猶予3年・罰金100万円の判決を言い渡しました。
遠山被告はこれまでの裁判で「政治不信を招き、心から反省したい」と述べるなど、起訴内容を認めた上で、融資の仲介については、「コロナが急拡大して資金繰りに困る人が増え、助けられればという思いがあった」と話していました。
一方、検察側は「国会議員や副大臣という公職にあった被告人が、その影響力を背景に犯行に及んだ」などと指摘し、懲役2年・罰金100万円を求刑していました。
（2022年3月29日放送）
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