【停戦協議】“難航” ゼレンスキー氏「失敗すれば、第3次世界大戦を意味」
ロシア軍によるウクライナ侵攻で、両国による「停戦協議」は難航しているとみられています。こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、米CNNのインタビューで、「もし、この試みが失敗すれば、第3次世界大戦を意味する」と述べました。
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ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、自身のフェイスブックに「話し合いのときがきた。今こそ話し合うべきだ」と投稿しました。また、ゼレンスキー大統領は20日にも、自身のSNSに「ウクライナはいつも平和的な解決方法を探してきました。特に今、和平を優先課題と考えています」と投稿し、ロシアに対し「協議による解決」を呼びかけ続けています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、米CNNのインタビューに対し、「交渉をしなければ、この戦争を終わらせることはできない。どんな形であれ、プーチン氏と交渉する機会を生かす必要がある。もし、この試みが失敗すれば、第3次世界大戦を意味する」と述べました。
しかし、停戦協議は難航しているとみられています。ウクライナ・メディアによると、協議は21日もオンラインで1時間半にわたり行われましたが、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「期待していたほど、進展していない」としています。
ゼレンスキー大統領が、各国へ支援と連帯を呼びかける中、米・ホワイトハウスは、バイデン大統領が24日にNATO=北大西洋条約機構の緊急首脳会議などに出席後、ウクライナの隣国、ポーランドの首都・ワルシャワを訪問すると発表しました。26日にポーランドのドゥダ大統領と会談し、対応を協議するということです。
(2022年3月21日放送『news zero』より)
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