愛子さま“初の記者会見” 眞子さんにも言及・・・ご自身の結婚観は「笑顔の関係」(2022年3月18日)
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが成年にあたり、初めて記者会見に臨まれました。会見では、ご自身の結婚観、そして小室眞子さんについても述べられました。
■愛子さま初会見「宮中祭祀で自覚が」
愛子さま:「まず、お答えに先立ちまして、昨夜の地震により、亡くなられた方がいらっしゃることに、心が痛んでおります。ご遺族の皆様と被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます」
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまの会見は、16日の地震で被害にあった方々への、お心遣いから始まりました。
愛子さま:「年末から年始にかけては、いくつかの宮中祭祀(さいし)にも参列致しまして、自分が成年皇族の一員であるという自覚が芽生え、個々の行事に責任感をもって、臨まなければならないと感じた瞬間でございました」
去年12月に、成年皇族となられた愛子さまにとって、初めてのお一人での会見です。学業のスケジュールを優先したため、17日の会見となりました。
■両陛下に感謝の思い・・・尽きぬ思い出
愛子さまは2001年、天皇皇后両陛下の長女としてお生まれになりました。
皇后さま(2001年12月):「初めて、私の胸元に連れてこられる、生まれたての子どもの姿を見て、本当に生まれてきてありがとうという気持ちでいっぱいになりました」
両陛下のたくさんの愛情に包まれ、成長された愛子さま。運動会では、元気いっぱいに駆け回りました。
管弦楽部ではチェロを担当され、ビオラを演奏される陛下との共演もありました。
愛子さまは、その日にあった出来事などを、両陛下にお話しされているということです。
天皇陛下:「愛子は家族との時間を大切にしてくれており、愛子と3人でいると、私たちのだんらんは笑いの絶えない楽しいものになっています」
愛子さま:「両親は、私の喜びを自分のことのように喜び、私が困っている時は、自分のことのように悩み、親身に相談に乗ってくれるような、私がどのような状況にありましても、一番近くで寄り添ってくれる、かけがえのない、ありがたい存在でございます」
両陛下に送りたい言葉を問われると、次のようにお話になりました。
愛子さま:「母の『生まれてきてくれてありがとう』という言葉に掛けて、私も『産んでくれてありがとう』と伝えたいと思います」
両陛下との思い出は尽きません。
愛子さま:「どの旅行も、非常に思い出深いものでございますけれども、静岡県の下田市にある須崎御用邸に行き、サーフボードを海に浮かべて、そこに3人で座る挑戦をして、見事に全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」
■長所は「どこでも寝られるところ」
ご自身については、ユーモアを交えて話されました。
愛子さま:「長所は、自分ではなかなか気付きにくいものでございますけれども、事前にこのご質問を頂いたので、じっくりと考えてみまして。強いて申し上げるなら、どこでも寝られるところでしょうか」
■天皇陛下からの“アドバイス”も・・・
30分にわたる会見に出席した、テレビ朝日の皇室担当記者は、愛子さまの印象について、次のように話します。
テレビ朝日・遠藤行泰記者:「終始、原稿に目を落とすことなく、記者の目を見て話していたということです。その場にいた記者一人ひとりと目を合わせるように、右から左に、左から右にと顔を振って。私も目が合ったように記憶しています」
感染防止のため、出席した記者同士の間隔が広くとられていたため、常に顔を大きく左右に向けれていたという愛子さま。
テレビ朝日・遠藤行泰記者:「実は、天皇陛下からアドバイスを受けたようなんです。天皇陛下が、話を聞いて下さる方の顔を見て、目と目を合わせて伝えたいという気持ちをもって答えることで、緊張しなくなるんだというアドバイスを受けていたと、愛子さま自身が明らかにしています」
■結婚観“笑顔の関係”眞子さんへ・・・
去年結婚し、皇籍を離れた小室眞子さんについて、質問を受けた愛子さま。ご自身の結婚観と合わせて答えられました。
愛子さま:「幼いころから、いつも変わらず、明るく優しく接して頂いたことをありがたく思うと共に、いとことして、末永いお幸せをお祈りしております」「結婚は私にとっては、まだ先のことのように感じられ、今まで意識したことはございません。理想のお相手については、特別これといったものはございませんが、一緒にいて、お互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております」
(「グッド!モーニング」2022年3月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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