北新地のクリニック放火殺人事件…容疑者死亡のまま書類送検“不起訴となる見通し”（2022年3月16日）
大阪・北新地で起きたクリニック放火殺人事件で、警察は３月１６日、死亡した男を殺人と放火などの疑いで書類送検しました。
去年１２月に北新地のビル内の心療内科クリニックが放火された事件では、院長・スタッフ・患者ら２６人が死亡しました。火をつけた疑いのある谷本盛雄容疑者（６１）も病院に搬送され、その後死亡しました。
これまでの捜査で、谷本容疑者がクリニック内で火をつける様子が防犯カメラに映っていたことや、谷本容疑者のスマートフォンの解析結果から事件の約半年前から犯行を計画していたことなどがわかっていました。
そして警察は３月１６日、殺人と放火などの疑いで谷本容疑者を書類送検しました。谷本容疑者は死亡しているため、不起訴となる見通しで、事件の詳しい動機がわからないまま捜査終結となります。
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