【台風6号解説】あす2日から大雨予想 近畿最接近は3日明け方の見通し 新しい気象警報のポイントも
(解説:蓬莱大介気象予報士)
近畿地方の具体的な影響を見ていきます。まず、もう一度進路を見ていきます。
明日2日の正午で九州南部付近に進みます。この予報円は台風の中心がこの辺のどこかに進みますと。
円が小さいということは弱まるのではなくて、精度が良くなっているということですね。ですから近畿地方、場合によっては上陸の可能性もありますが、上陸せずともかなり近くを通ります。
最も近づくタイミングが水曜日の9時が東海地方あたりなので、水曜日の明け方頃と近畿地方はなりそうです。ただ、台風が明日離れていても梅雨前線が刺激されて雨が降ります。こちら、明日の朝6時の時点で広く雨が降りますが、予想を動かしますと、明日は朝から雨でしょう。まだ日中はそこまで強くは降らないと思います。
明日は長く雨が降るというのがポイントですね。5時、6時と徐々に発達した雨雲が広がってきて、夜から激しい雨の降る可能性が和歌山県の南部ではあります。
では雨雲予想、この後見ていくと、真夜中、火曜日の真夜中から水曜日の2時、3時、午前4時、水曜日の明け方にかけて雨風のピークが来そうですね。
雨雲予想を見ていくと、火曜日の真夜中から水曜日の明け方にかけて、雨風のピークが来そうですね。水曜日の明け方は、雨とともに風も強まりますのでお気を付けください。
雨風のピークは明日の真夜中から水曜日の明け方、水曜日の朝以降は、雨雲は次第に抜けて雨風弱まってきます。
明け方というのは、午前6時ぐらい、もしかしたらちょっと遅れると7時ぐらいまでかかるかもしれません。
では続いて、梅雨前線プラス台風、同じような進路と気圧配置によって大雨が降ったことがあります。
それが3年前です。2023年、台風2号によって和歌山県、奈良県、この時線状降水帯が発生しました。一気に中小河川が氾濫したり、道路が川のようになったりと被害が出たんですが、今回も台風の中心が離れていても、梅雨前線が刺激されて大雨の恐れがあります。
台風の湿った空気が梅雨前線の方でエネルギー補給されて大雨、降り方が激しくなる恐れがありますので、ちょっとこちらの映像をイメージしていただいて、2023年の6月は、昼間にピークが来たんですけれども、今回は火曜日、明日の真夜中となりますね。
では続いて、新しい警報に変わりましたので、警報の伝え方が変わりました。その変わった警報で発表される可能性がありますので、今一度情報を整理しますと、河川の氾濫は今まで大阪市洪水警報と出てましたが、この洪水警報という言い方はなくなります。
一級河川などの大きい河川対象に、例えば「淀川レベル3氾濫警報」、「淀川レベル4氾濫危険警報」という風に河川名を具体的に発表することになりました。一級河川などが対象です。大雨警報で中小河川の氾濫や道路の横の側溝があふれたりする時には発表されますので、大雨警報は低い土地の浸水だけでなくて、「大阪市レベル3大雨警報」、「大阪市レベル4大雨危険警報」と出ていましたら、これは道路の冠水や小さい川が一時的にあふれたりすることもありますので、警戒をしてください。
土砂災害警報というのが新たにできましたので、「土砂災害警報レベル4土砂災害危険警報」というのがあります。これ全部を覚えなくても、こちらだけ覚えておいてください。
レベル表記なんですね。
大前提はレベル4までに安全な場所に避難してください。レベル5は災害が発生していて、命を守る行動を直ちにとってくださいね、という情報です。
なのでレベル3というのが頭についてましたら、避難に時間がかかる高齢者などは、もうこの段階で避難を始める、安全なところに身を寄せる、レベル4とついてましたら、全員避難、安全なところ、避難時間がかかる方以外の方も、川や崖から離れて安全なところに避難してください。場合によっては、避難所がレベル4の時点で開設され始める可能性もあります。このレベルの最低限覚えておいていただければと思います。
あとこちら、大きい河川、一級河川などは氾濫すると大規模で長時間影響が出ますから、これは「○○川レベル3氾濫警報」という風に、河川名を具体的に言いますが、中小河川や道路の横の側溝があふれる時には、「大阪市レベル3大雨警報」という風に発表しますので、こちらの点も今一度覚えておいていただけたらと思います。
(中谷しのぶキャスター)
今回は夜から明け方ですので、早め早めに最新の情報を取っていただきたいなと思います。
どんな備えが必要なのかこちらです。地震の備えは大体1週間分と言われますけれども、台風に関しては今回は速度を上げてきますから、火曜日水曜日の2日分です。飛ばされやすいものをなるべく早めにしまっておいてください。あと非常用品の準備、特にお薬などですね、あと真夜中にピークが来ますから、懐中電灯などの準備もしておいてください。スマホの充電も情報を得るために、満タンを意識しておいていただければと思います。
ちなみに、暴風警報に関してはレベルが前につきません。
暴風警報、波浪警報は警報が出た時点で安全な場所に身を寄せて、特別警報は数十年に一度レベルのことなので、警報が出た時点で安全な場所に、暴風警報、波浪警報はお願いします。
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