辺野古転覆事故で船長を刑事告発「研修旅行は著しく不適切」教育基本法違反で学校法人同志社を指導
沖縄県名護市の辺野古沖で、研修旅行中の高校生らを乗せた小型船2隻が転覆し、2人が死亡した事故で、国交省はきょう(22日)午後、死亡した船長を海上運送法違反の疑いで刑事告発しました。
今年3月、辺野古沖で小型船2隻が転覆し、京都府の同志社国際高校2年 武石知華さんと、船長の金井創さんが死亡し、生徒14人がケガをしました。
内閣府沖縄総合事務局と国土交通省は、金井さんが本来必要な海上運送法の事業登録をしていなかったとして、22日午後、海上保安庁に刑事告発しました。
一方、事故後から学校側への聞き取り調査を行ってきた文部科学省と京都府が、きょう(22日)結果を公表し、転覆した「抗議船」の下見を一度もしていなかったことなどを問題視したうえ、辺野古の基地移設へ反対する団体の活動に参加させていたことなどについて、政治的中立性を定める「教育基本法に違反している」などとして、学校法人同志社へ指導の通知を行いました。
松本 文部科学相
「同志社国際高等学校における研修旅行については、事前の計画や当日の対応、安全管理、教育活動の状況などの面で著しく不適切であったと考えております」
また、京都府の西脇知事も一連の学校の対応について、「安全管理が著しく不適切」などと厳しく指摘し、今後、同志社国際高校への助成金を減額する可能性にも言及しました。
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(中谷しのぶキャスター)
まず死亡した船長が刑事告発ということになりました。
■文部科学省 学校法人同志社に厳しい指摘
(横須賀ゆきの 解説委員)
文科省から学校法人同志社に対して厳しい指摘がありました。異例のことだと思います。このA4のページ2枚ということになります。
「事前の計画や当日の対応などは著しく不適切である」、その上で「学校法人としての管理体制も不十分である」「私立学校教育に対する社会的信頼を毀損しかねない」とした上で、「学校の責任は極めて重大である」としました。
さらに改善点を並べています。「校外活動の安全確保を徹底しなさい」、それから「適切な教育活動が実施されることを担保するための取り組みも徹底しなさい」と。そして「生徒及び保護者の方々に寄り添った誠意ある対応を行う」ことなどを指摘しています。
また先ほど、同志社国際高校の研修旅行に関して、学校法人同志社がコメントを出しました。これらの指摘に関して、「厳粛かつ真摯に受け止めます」、「校外活動の安全管理を統括する安全管理室を設置します」これは10月予定ということです。そして「校外活動に関する統一的安全基準の策定をいたします」。最後に結びとして、「ご遺族の皆様、生徒ご家族をはじめ、ご関係の皆様に深くお詫び申し上げます」としています。
今はまだコメントの段階なんですけれども、この後、同志社国際高校としてはきちんと会見を開いていくことが誠実な対応ということになります。
■学校法人同志社は「教育基本法に違反」
文部科学大臣もこのように話しています。「教育基本法に違反している。学校の責任は極めて重い」
■不適切対応であれば助成金減額も…
これを受けて、京都府の西脇知事は「不適切な対応であれば、助成金を減額せざるを得ない」とコメントしています。2025年度は同志社国際高校への助成金は約2億円です。
■国土交通省が船長を刑事告発
今、捜査が進んでいます。国交省は刑事告発ということで、きょう(22日)午後、「不屈」の金井船長を海上運送法違反で刑事告発しました。この法律に関しては、人を運送する事業者は登録が必要ということになります。これについて有償か無償かを問いません。この事故を起こした2隻は未登録ということになります。まずこの法律に触れているということになります。
■今後のポイントは…
ただ捜査の焦点は、亡くなられた武石さんが乗船した「平安丸」の船長への業務上過失致死傷の立件となります。
この立件のポイントは、出港の判断、それから「不屈」が転覆した後に救助に向かった判断、これを気象条件などと照らし合わせて判断をしていく、立件できるか否かというところになってくるんですが、船舶の立件というのは極めて時間がかかって難しいということなんです。
なぜかといいますと、波や風の影響も道路以上に受けます。それから経路もありますし、船の安全性など当時の状況を再現していくんですが、大型の船であればレコーダーがついていて録画機能とか録音機能がついてるんですけど、小型の船はついていないので、それを回収することもできない。再現するのに、ものすごく時間がかかります。
知床で多くの方が亡くなった事故がありましたよね。あれも立件まで2年半かかっています。ちなみに運輸安全委員会の調査も行われているので、この調査を待って、今度は業務上過失致死傷の容疑で立件するか否か、そういう捜査の流れになっていくということなんですね。
このケースだけではなく、同志社側については、これまで複数回の謝礼を払っていたわけですので、かなり昔からつながりがあるわけです。そのことを含めた上でやっぱり安全管理がどうなっていたのかという検証報告、これをご遺族の方にはもちろんですが、子どもを預けている保護者の方がたくさんいらっしゃるので、そういう方に向けても説明する責任があると思います。
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