【ナゼ?】インフルエンザ感染が急増 大阪など近畿各地で去年よりも1か月以上早く「注意報レベル」に

【ナゼ?】インフルエンザ感染が急増 大阪など近畿各地で去年よりも1か月以上早く「注意報レベル」に

【ナゼ?】インフルエンザ感染が急増 大阪など近畿各地で去年よりも1か月以上早く「注意報レベル」に

インフルエンザの感染者が急増しています。大阪、兵庫、京都、奈良では、去年よりも1か月以上早く注意報レベルに達しました。

(黒木千晶キャスター)
 インフルエンザが早くも注意報レベルになっているということですが、去年より約1か月早く、大阪府は6日にインフルエンザの患者数「注意報入り」となりました。1医療機関あたり10人以上1週間で出ますと注意報入りとなりますが、10月27日から11月2日の間で13.33人が1医療機関で報告されたということで注意報入りとなりました。

 去年は11月半ばから12月の間にぐっと増えていることを考えるとかなり早く立ち上がっているというのがわかります。

 この理由ですが、りんくう総合医療センターの倭感染症センター長に聞きますと、万博などでインバウンドが増えて、例えば南半期今ちょうど冬期でインフルエンザが流行している国などもあるということで流行が早まった可能性があると指摘されています。

 この流行は近畿各地で起きていて、すでに兵庫・京都・大阪・奈良では注意報、そして滋賀・和歌山では流行期となっています。

 最新の数字によると、近畿でも休校や学級閉鎖が相次いでいます。今年は流行が早かったということもあり、まだワクチンを打っていない方が多いのではないかということなんです。

 今年10月の調査で「インフルエンザワクチン接種しましたか」という質問に対して「受けないつもり」と答えている方も47.5%いますが、「受けるつもりだがまだ受けていない」という方も含めると約9割の方が受けていないということなんです。

 インフルエンザワクチンは、去年販売が始まった鼻スプレー型ワクチン「フルミスト」というものがあります。痛くないというのが大きな特徴で、対象年齢が2歳~18歳です。有効期間が約半年以上で接種回数は1回です。注射だと13歳未満接種回数は2回です。値段を比較してみると医療機関によって異なりますが、今回取材をした病院だとお子さんの場合スプレータイプは8000円、注射は2回打つので1回が4000円、2回が3000円で合わせて7000円になります。

 もう一つ違うところは、注射は不活化のワクチンですが、スプレータイプですと生ワクチン弱毒化したウイルスを注入するタイプのため、咳や鼻水などの副反応もあるということです。『注射は痛い』というお子さんも多くいらっしゃるかと思うので、この『痛くない』というのは大きな特徴と言えるかと思います。

 りんくう総合医療センターの倭正也感染症センター長に改めて伺いますと、年中インフルエンザは流行しているんだそうです。ピークは今月末から来月の可能性がありますが、寒くなって乾燥して換気をしなくなる、冬になって窓などを閉めるような状況はウイルスにとって都合のいい状況でより流行しやすい環境というのが整ってくるので、皆さん手洗いをしたり、感染症対策をしっかりしてください。
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