ＭＬＢ労使交渉妥結で選手らキャンプ地へ 地元からも喜びの声
27年ぶりに労使対立が原因で開幕が延期になったアメリカ・メジャーリーグ。交渉が妥結して一夜明けた11日には、一部の選手たちがキャンプ地に入り始め、地元からは喜びの声が上がっています。
記者
「きょうからチームの練習施設が使えることになり、エンゼルスのキャンプ地でも打撃練習の音が聞こえてきます」
大谷翔平選手が所属するエンゼルスのキャンプ地では、11日から一部の選手が練習施設に入りました。大谷選手も含め、13日にはすべての選手がキャンプインする見通しです。
当初の予定から3週間以上遅れキャンプ地の掲示も去年のままですが、この日を待ちわびていたファンの姿も…
カリフォルニアから来たファン
「ワクワクを超えている感じです。チャンスがあれば（大谷選手から）サインをもらいたい」
「私たちは２０年、キャンプに来ています」
「ことしもオオタニが見たいです」
15チームがキャンプを行うアリゾナ州にはこの時期700億円あまりの経済効果があるといわれ、例年に比べ、売上が3割ほど落ちたというこのバーでは…
バー店員
「例年いまが書き入れ時です。1日数千人のファンが 戻ってくれることを期待しています」
開幕は来月7日で、大谷選手が開幕投手を務めるかどうかも注目されています。
（12日17:27）
