ウクライナとロシア“首脳会談の可能性”・・・外相会談で言及(2022年3月11日)
侵攻が長期化するなか、停戦に向けて進展がなかったロシアとウクライナによる外相会談です。
ロシアのラブロフ外相からは、欧米各国への牽制(けんせい)もありました。
ラブロフ外相:「西側諸国は、ウクライナに致命的な武器を提供している。ウクライナに武器や傭兵(ようへい)を送る国は、その責任を思い知ることになるだろう」
さらに、「アメリカがウクライナでの生物兵器の開発に関与している」と、一方的に批判しました。
■外相会談で“首脳会談の可能性”言及
この外相会談が行われている時、プーチン大統領は、フランスのマクロン大統領と、ドイツのショルツ首相と電話による首脳会談を行ったと、フランス大統領府が明らかにしました。
マクロン大統領とショルツ首相は、プーチン大統領に対し、直ちに停戦することを求めました。
また、「今回の危機についての解決策は、ウクライナとロシア両国が直接交渉を行うことによってのみ、もたらされる」と訴えました。
ウクライナのゼレンスキー大統領も、9日に公開されたドイツメディアのインタビューで、プーチン大統領との直接会談の必要性を強調しました。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領(独メディアインタビューから):「あらゆる交渉における目標は、ロシアとの戦争を終わらせることだ。大統領同士の直接の接触が、まだない。2人の大統領が対話をして、初めてこの戦争を終わらせることができる」
外相会談のなかでも、プーチン大統領とゼレンスキー大統領による“首脳会談の可能性”について言及があったといいます。
ラブロフ外相:「プーチン大統領は、首脳会談を決して拒否することはない。ただ、会談のための会談を行うべきではない」
(「グッド!モーニング」2022年3月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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