「マニュアルを身につけておくことが必要」児童8人が殺害された池田小事件…24年を前に学校で訓練
児童8人が殺害された大阪教育大学付属池田小学校の事件から6月で24年。子どもが狙われる事件が繰り返される中、安全を守るために必要なこととは。(取材・報告=木村智子記者)
木村智子 記者
「池田小学校では26日、刃物を持った男が学校内に侵入した想定で訓練が行われ、教職員らが対応の手順を確認しています」
24年前に起きた事件では、刃物を持った男が侵入し、児童8人を殺害、15人を負傷させました。
子どもを標的にした事件は、今も繰り返されています。
5月8日には、東京都立川市の小学校に男2人が押し入って暴れ、教員5人がケガをする事件がありました。
また、大阪市西成区でも、5月1日、下校中の小学生7人が車ではねられる殺人未遂事件がありました。
「おはようございます。試験頑張ってや~」
西成区で起きた事件では、大阪府警の刑事だった学校支援員の男性が現場に居合わせ、容疑者を確保しました。
男性は週に数回、大阪市内の小・中学校で登下校の見守り活動をしていて、事件の日はいつもと違う“異変”に気付けたからこそ、すぐ行動に移せたといいます。
大阪府警の元刑事・学校支援員の男性(70)
「ほとんど通行人は一緒。車もほとんど一緒。(不審者が)入ってきたら、おかしいと絶対わかる。本当にあんなこともあるんだと我ながら痛切に考える事件でしたね。(事件が起きることを)他人事と思っていますからね。みんな」
備えることに「終わり」はありません。
きょうの訓練では、立川の事件も踏まえ、保護者が侵入してきた際の対応も確認しました。
大阪教育大学付属池田小学校・ 荒川真一校長
「(不審者が)入りにくい体制を作っていくということが一番大切だと思います。ただ(不審者が)入ってきたときには、やっぱり普段訓練をしておいて、できるだけ被害を最小に抑えるためにマニュアルを開くのではなく、身につけておくことが必要」
いつ起きるかわからないからこそ、普段の見守りが、訓練が大切になってきます。そして“異変に気づける目”を地域や学校で増やすことが重要です。
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